お知らせ

2025.02.15

コロナワクチンの水平伝搬(シェディング)が証明されました。

シェディングとPATM

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PATM(パトム)という疾患概念があります。
People Allergic To Meの略で、周りの人が自分に対してアレルギーのような症状を示すことを言います。

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2008年頃に欧米で提唱されて以後、徐々に医療者の間で認識されるようになった。日本でも『世界仰天ニュース』で紹介されたことがある。

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ここまで話を聞いて、「シェディングそのものじゃないか」と気付いた人もいるでしょう。
その通りです。ただ、主体が違います。
PATM患者というのは、「なぜか私の周りの人たちが、咳き込んだりくしゃみをしたり気分が悪くなったりする。何だか申し訳ない」という感じで、本人自身には身体症状がない。症状が出ているのは本人の周囲の人たちです。ただ、本人は周囲の人に悪影響を与えている自責の念から、メンタルを病むようなことはある。要するに、PATM患者とは、シェディングを発散している当人のことです。
一方、一般にシェディング患者といえば、(コロナ)ワクチン接種者のそばにいることで体調不良を訴える人のことを意味するので、主客が逆転していることに注意してください。

最近、PATMについて日本人研究者が画期的な論文を発表しました。
https://www.u-tokai.ac.jp/ud-science/news/12149/
PATMに悩む患者20人を対象にした研究です。

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https://www.u-tokai.ac.jp/ud-science/news/12149/

この研究では、PATM患者の皮膚から発散される75種類のガスを調べた。一方、健常者24人の皮膚ガスも調べ、これを対照群とした。
すると、PATM患者から、トルエンやキシレンなどの石油化学物質、メチルメルカプタンなどの含硫化合物、催不安作用のあるヘキサナールなどの成分が発散されていることが分かった。
トルエンの有害性については知っている人も多いだろう。シックハウス症候群の原因物質のひとつだ。
メチルメルカプタンは、俗に「腐った玉ねぎのにおい」と形容される物質で、口臭や屁の悪臭成分のひとつでもある。
ヘキサナールは、目、呼吸器、皮膚に刺激性があり、消防法で指定された危険物質でもある。

一方、対照群(非PATM患者)が多く発散していたガスは、ベンズアルデヒドである。アーモンドや杏仁の芳香成分で、抗炎症作用があるなど、体に好ましい成分だ。

PATM患者はトルエンを多く発散し、健常者はベンズアルデヒドを多く発散しているとすると、トルエンとベンズアルデヒドの比をとれば、両者の違いが際立つ。研究者はこの比を「PATMを示唆する重要な兆候」として、PATMを鑑別するマーカーとして使えるのではないかと指摘している。

この論文には「シェディング」という言葉はひとつも出てこないけれども、実質的にはこれはシェディングの論文です。2023年7月発表の論文だから、恐らくコロナワクチン開始以後に行われた研究だろう。研究のためにリクルートした被験者は、結局のところ、自覚のあるシェディング発散者(PATM患者)ということになると思う。
そう、コロナワクチン接種者のなかには、強い臭気を伴うシェディングを発散している人がいるものだけど、この研究によると、彼らはトルエンやメチルメルカプタンを発散しているはずです。

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https://note.com/nakamuraclinic/n/n0ed042383c09

これについて思い出されるのは、2021年内海先生と対談した岐阜県の歯科医神野先生の証言です。
CO2測定のつもりで院内に空気測定器を置いていたが、コロナワクチン接種者が来院するたびに、ホルムアルデヒドとTVOC(揮発性有機酸)の数値が異常に上昇することに気付いた。同時に、神野先生の体調も悪化したという。
揮発性有機酸といえばトルエンやキシレンそのものだ。
だから、上記論文は、2021年の神野先生の証言を裏付けた格好になっている。

ここからは僕の推測だけど、PATMが2008年から提唱されている疾患概念だということは、恐らくそれまで打たれていたインフルエンザワクチンなどにも何らかの毒性物質が入れられていて、それで接種者の代謝が狂い、上記のような有毒ガスが発生したのではないだろうか。

また、健常者がベンズアルデヒドを発散しているというのもおもしろい。
ベンズアルデヒドと聞いて、僕はまず最初に、ビワの種に含まれているアミグダリンのことを思い出した。アミグダリンは代謝されるとベンズアルデヒドになり、ベンズアルデヒドには抗癌作用がある。

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https://note.com/nakamuraclinic/n/nb5f6025df43a

だから、健康な人(未接種の非PATM患者)のそばにいると、シェディングと逆の現象、つまり、健康被害どころか、健康効果(たとえば抗癌作用)がもらえる可能性さえあるかもしれない。

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トルエンとベンズアルデヒドを比べてみると、分子構造的にはけっこう似ている。どちらもベンゼン環に短いヒゲが生えたような簡単な構造をしている。でも、作用としては真逆で、一方はPATM患者から高濃度に発散され、他方は健常者(非PATM患者)から高濃度に発散されている。
ワクチン接種者の体内では、何らかの代謝異常(たとえば腸内細菌叢の変化)があって、ベンズアルデヒドをトルエンに変換してしまうような異常が起こっているのではないか。だとすれば、いわゆる善玉菌(乳酸菌、酵母菌、光合成細菌など)の摂取によって代謝が改善するということはないだろうか。つまり、何かうまい解毒法が編み出せないか、ということを考えたくなります。

今回のガス測定の方法で以ってPATMの有無を確認できるということは、ワクチンデトックスがうまくいったかどうか(もうシェディングを発散していないかどうか)の確認ができるということだ。この測定法はかなり使えると思います。

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